傘の素材について解説。生地、骨、持ち手など。
はじめに
傘を選ぶ際、どのような素材が使われているか気になったことはありませんか? ポリエステルやナイロン、グラスファイバーやカーボンファイバーといった文言を一度でも見たことがあると思います。
それじゃあ結局、どの素材の傘が1番いいの? と疑問に思う方もいるでしょう。
結論から告げると、1番いい素材というものはありません。それぞれ特徴があり、メリットデメリットもはっきりしているのです。
この記事では、傘に使われている素材について詳しく解説していきます。
傘の生地
傘の生地で主に使われている素材は以下のものです。
- ポリエステル
- ナイロン
- ポンジー
- ビニール
- 天然素材
それぞれ詳しく見ていきます。
ポリエステル
ポリエステルは傘で最も主流の生地です。撥水性・耐久性が高いのが特徴。そのため、水をよく弾きます。使い終わった後も、すぐに乾くという利点があります。紫外線に対する耐性も高いので、日傘との相性も良いです。さらに伸び縮み、摩耗、シワにも強いです。
ナイロン
ナイロンは軽量、そして耐久性が高いです。素材自体は非常に薄いのですが、引っ張りや摩擦に強いので、普段遣いでも問題なく使用できます。撥水性も高く、水をよく弾きます。ただし欠点として、紫外線の影響を受けやすいというデメリットがあります。そのため日傘などとは相性がよくありません。
ポンジー
ポンジーという言葉はあまり聞き馴染みがないかもしれません。ポンジーはポリエステルの一種です。滑らかで防水性が高いです。見た目に高級感があり、実際にポリエステルやナイロンなどと比べると、高価なものとなっています。
ビニール
ビニールは透明で視界が良いです。さらに完全防水なので、水を内側に透しません。透明だけでなく、さまざまなデザインのものもあるので、ファッションアイテムとしても活躍します。
天然素材
天然素材、、、つまり綿・麻・絹などのことです。これらは日傘用となっています。風通しが良くなり、真夏日なども快適に過ごすことができます。
生地のまとめ
- ポリエステル 撥水性・耐久性が高い。1番主流で、使い勝手が良い。
- ナイロン 軽量で丈夫。軽さ重視ならこちら。
- ポンジー 防水性が高い。高級感のある傘を求めるならこちら。
- ビニール 完全防水。ファッション性重視ならこちら。
- 天然素材 日傘用。風通しが良いので、暑い日でも快適に使える。
傘の骨
傘の骨で主に使われている素材は以下のものです。
- グラスファイバー
- カーボンファイバー
- スチール
- アルミニウム
それぞれ詳しく見ていきます。
グラスファイバー
グラスファイバーは、ガラス繊維を樹脂で固めた複合素材です。非常に軽く、折れにくいです。そのため多くの傘に採用されており、現在の主流となっています。
カーボンファイバー
カーボンファイバーは、炭素繊維を樹脂で固めた複合素材です。グラスファイバーよりも軽く、それでいて非常に丈夫です。ただし生産コストが高いため、高性能な高級傘に使われることが多いです。
スチール
スチールは強度が高く、非常に丈夫です。他の素材に比べると安価です。そのため多くの傘に使われています。ただし重く、錆びやすいというデメリットがあります。
アルミニウム
アルミニウムはスチールより軽量で、錆びにくいです。折りたたみ傘や、軽量な長傘に使われることが多いです。ただしスチールほどの強度はないので、強い衝撃で曲がることがあります。
骨のまとめ
- グラスファイバー 軽くて折れにくい。現在の主流。
- カーボンファイバー グラスファイバーよりも軽くて丈夫。その分高価。
- スチール 強度が高く、安価。ただし重くて錆びやすい。
- アルミニウム スチールよりは軽量で錆びにくい。ただし強い衝撃で曲がる可能性あり。
傘の持ち手
傘の持ち手で主に使われている素材は以下のものです。
- 天然木
- プラスチック
- 合皮・金属
それぞれ詳しく見ていきます。
天然木
天然木、、、自然木ともいいます。手触りが良く温かみがあります。手に馴染む形状のものが多く、長時間使っていても疲れにくいです。ただし水に弱い素材なので、雨に濡れた後はよく乾かす必要があります。
プラスチック
プラスチックは軽量で安価、さらに加工がしやすいです。そのため、さまざまなデザインのものがあります。ただし温度変化によって手触りが変わることがあり、非常に寒い、または暑い日は気をつける必要があります。
合皮・金属
合皮・金属は高級感やファッション性を重視した素材です。耐久性が高いのも特徴です。ただし冬場は冷たくなりやすく、天然木やプラスチックに比べると重いです。
持ち手のまとめ
- 天然木 手触りが良く、温かみがある。手に馴染みやすいものが多い。水に弱いので、使用後はよく乾かす必要あり。
- プラスチック 軽量で安価。デザインが豊富。気温の変化で手触りが変わることがあるので注意する必要あり。
- 合皮・金属 高級感があり、耐久性が高い。冬場は冷たくなりやすく、他の素材に比べると重い。
まとめ
以上傘の素材についての解説でした。
生地、骨、持ち手だけでも色々な素材が使われていることが良くわかったと思います。1番いい素材のものを選ぶのではなく、それぞれの用途にあった素材のものを選ぶ必要があります。これから傘を選ぶときは、素材にも着目してみてはどうでしょうか?

